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山伏(やんぶし)と大谷嶺 [山]

今日は静岡県と山梨県の県境の山、山伏(やんぶし)に登ってきました。

山の名前なのに「山」の字が1文字目、読み方が「やまぶし」ではなくて「やんぶし」、近くには日本三大崩れの大谷崩れ。存在を知った時から興味津々の山で、一度は行ってみたかった所です。

登山口はいくつかありますが、今回は大谷崩れから新窪乗越を経由して山伏に登るルートです。

登り始めてすぐに大谷崩れの説明の看板がありました。
約300年前の大地震で山が崩壊した跡だそうです。
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登っている最中に地震が起きない事を願いつつ、登ります。

景色が開けると大谷崩れの全体が見えてきます。
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カールみたいな地形ですが、崩壊した岩で埋め尽くされた谷です。
足もとは一面の砂利で、登るのに一苦労。足が取られて、雪の上を登っているのと同じくらい滑ります。

崩れた面を登っていくと、上の方は紅葉していました。
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新窪乗越までは1時間半ほどで到着。
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ここからは尾根道歩きですが、アップダウンがちょくちょくあって、それなりに歩きごたえがあります。

標高の高い尾根道はだいぶ紅葉が進んでました。
P1060289.jpg
静岡県で紅葉がこんなに早く見られるなんて、ちょっと予想外。
ちなみに静岡市葵区だそうです。区なのに山の中...。

新窪乗越から1時間15分ほどで山伏の山頂に到着。
P1060312.jpg
山頂からは富士山や南アルプスの山々がよく見えました。
P1060323.jpg
ただ、南アルプスはほとんど登った事がないので、残念ながらどれが何と言う山なのか全く分かりませんでした...。

山伏から新窪乗越に戻るとまだ時間があったので、さらに進んで大谷嶺まで行く事にしました。
こちらは大谷崩れの本体の山なので、残りの部分も岩だらけで迫力満点です。
P1060349.jpg
登山道は崩れた部分を避けて作ってあるのですが、道も狭くて急な岩だらけの道もあって、ちょっと危ないので注意しながら進みます。

新窪乗越から大谷嶺までは40分ほどでした。こちらからは大谷崩れの様子や南アルプスが見えました。南アルプスの景色の案内板があって、どれがどの山かやっと分かりましたが、北岳まで見えていたなんて、ちょっと予想外でした。
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しかも山頂には見事な紅葉のおまけ付き。
P1060361.jpg

帰りは三たび新窪乗越に戻ってから大谷崩れを下りました。滑りがちな道も下りは勢いでザクザク下りられました。登山道の脇から視線を感じたのでそちらを見てみると、
P1060391.jpg
ニホンカモシカがジッと見ていました...。

上がったり下りたりで合計6時間半くらいの登山でしたが、かなり変化があって楽しい山でした。
ただ、所々危険なところがあるのに人が少ないので、ちょっと不安なところもありました。

帰りは梅ケ島新田温泉の黄金の湯に寄ってサッパリしてから帰りましたが、せっかく静岡まで来たので、今静岡で一番熱い所?にちょっと寄り道。
P1060402.jpg
東静岡駅前に実物大ガンダム。かなりかっこいいです。

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